◎熊本地震の観測詳細と地震の発生について
電磁観測の検証を行っていますが、実際の地震と電磁観測のデータの相関関係を示すデータが、揃いつつあります。このデータもその通りで、観測グラフと実際の地震が同じように発生しています。これは、貴重な資料となりました。
相関関係を示すグラフ(2016年4月)
◎南海とレフ地震について
今、最も必要な地震研究は、南海トラフの地震予知でしょう。未だ、誰もできるとは言っていません。しかし、私は可能だと主張しています。実は、電磁的な観測実験では、プレスリップを良く捕捉しています。プレスリップが判れば、地震スリップは言うまでもありません。但し、海洋で且つ深海での地震ですからそれなりの観測網が必要で、国の資金拠出を待たなければできません。
実は、現在日本の東側に、海洋の地震観測網を敷設しています。超高感度の地震計を敷設しています。これも、東海・東日本地震しかりで、地震の微動が始まってからでしか判らないと思いますが、この地震計に併せて電磁気型の地震計を敷設して欲しいのです。
そうすれば、1週間前に、トラフ地震の予報が可能となります。お疑いの場合は、問い合わせ下されば、お伺いする事が可能です。
◎地震予知の3原則とは
「いつ」は週から日の範囲
「どこ」は県又は県の地方
「どれくらい」のは、震度±0.5で(前兆期間)
○地震の計算(國廣方式2018-9-23発表)
(1)地震の震源地は、観測網の同時観測点を結ぶ円周から同心円≒震源を計算する。
(2)震源の深さは、上記同心円の半径から係数を掛けて求める。≒深さ
(3)地震の発生時期は、地震の深さに係数を掛けて計算する。≒いつ
(4)地震の大きさは、観測レベルに係数を掛けてマグニチュードを求める。
○トラフ地震とプレスリップについて、
電磁気観測で、プレスリップを捕まえることができます。機械装置は実験機を使いましたが、海洋型の観測は、如何にして海洋に敷設し、地震との相関関係を証明するかの、検証作業が難しいでしょう。しかし、費用は別にして効果は絶大ですから、国にとっては最優先の業務です。
○地割れの原因は
スロークエイクと言う表現が良いと考えていますが、動きそのものがゆっくり地震でしょう。理由はいろいろとありますが、表層の上下動等であることは間違い有りません。
○学会発表については、公開用の資料を準備中です。順次、リンクを添付しますので、クリックしてご覧下さい。公開はPDF形式です。
3 最も新しい発表や講演
電磁気地震計の効能は電磁気HPをご覧下さい。
プロジェクト資料と計画(ファイルサイズ7M)
2 研究概要と理論的仮説
@最新の地震予知技術と研究開発概要(同5M)
A熊本地震で判ったこと(同5M)
Bこれまでの地震観測で検証されたこと(2M)
1 学会や講演での発表(講演記録ビデオは別途)
@電磁波観測のすすめ(京都大学 同4M)
A電波ミラージュの発見(JGU 同4M)
BFM電磁波観測の要領と概要(静岡 同5M)
Cアース伝搬の発見と発表(JGU5M)
D潮汐同期の発見と発表(横浜 4M)
E淡路地震の観測状況と地震予知(4M)
F2017-5,10,12月、熊本地震の観測結果(鹿児島他)
G2019-12.25東京日本地震予知学会
発表回数他
@日本地震学会 5回
A日本地球惑星科学連合学会 6回発表
B日本地震予知学会 6回発表
発表詳細は上記又は下記のHPでどうぞ
日本地震学会と日本地震予知学会で研究発表して
学会の牽引方針と教授連について(苦言・直言)
もう10年も前から、地震学会等の先生方には楽しく勉強をさせて戴きました。特に森谷先生の講演は面白かったです。SEMSから予知学会まで長い付き合いとなりました。そこで、市民科学者から、一言申し上げます。
学会は国からの研究費に依存して活動をしています。この研究費の分配が問題ですが、争奪戦の上、関係大学に分配されています。学会活動そのものが国からの研究費に依存していますから、国の言う事には逆らえません。いわゆる御用学会と言われる所以です。
私達市民研究グループは、全く蚊帳の外で、分配の中には入れてくれませんし、いくら筋が通っていてもダメでした。増してや、教授連の上を行こう物なら、学会発表後に皆さんの前で、コメントと言いながらこき下ろされます。箸にも棒にもかからない発表だ!等と・・・
そんな風に言われた時は、実は大変良い結果が出ている時で、悪く言われる方が良い発表なのです。それぞれ利害関係があって研究を妨げているのが残念です。その証拠に、私の場合は何度もこき下ろされましたが、
(別の見方をすれば)
実は、電磁波や電磁気関係の地震研究は、私から見れば教授であれ何であれ、電磁理論の基本が判って無い方ばかりでした。何故電磁波が地下から出てくるかも判りませんでした。そして電磁誘導も知らないのです。土俵が違うので仕方がありませんが、箸にも棒にもかからなかったのは地震学者の方でした。
従って、私の研究は、帰納的(答えから逆に辿っていますから)に、電磁波の観測から入っていますから、間違えるハズは無く、皆さんに比べるとずば抜けて進んでおりました。無線技術がある方には直ぐに判ることが、地震学者には理解できなかったかも知れません。結局、私は誰にもできなかった予知の理論やメカニズムまで判ったのです。(今回の発表には反論が出ませんでした)
いずれ、地震観測は私の発表通りになるでしょうが、その時は、先生方は退官しているでしょう。こんなことでは外国に先を越されます。中国やアメリカは研究費を潤沢に出してくれますから、良い先生は、そちらに靡くそうです。私達のような市民学者を大事にしないと、いよいよ日本は潰れてしまいます。(かも知れません。)
JYAN研究会広報ページ(http://pr.jyan.biz/)
JYAN研究会のHP(http://jyan.biz/)をご覧下さい。
なお、最近の総合理論は各HPをご覧下さい。
また、リンクできるページは文字の色が変わっています。クリックするとリンクページが表示されます。PCでご覧になるか、スマホで拡大表示して、ご覧下さい。
(写真は工事中です)
○アメリカから直接輸入した高級電波観測装置5式+α
RFspaceのSDR-14とSDR-IQは電波の受信要スペアナで、電波の可視化と記録装置として十分です。
○サイレントシステムはハム仲間で格安に製品を供給
ラジオロガーは、ネット用でFM4〜8CHの高級受信装置
現在はJYAN研の観測ネットに使用中です。
○ハム用の機器は殆ど地震観測に使えます。
アマチュ無線用の機械を放出するのは本当に勿体ない話です。(会員秘話=JYAN研から会員宛に警報メールが届いたら、無線機のスイッチを入れてモニターすると大地の声(=ノイズ電波のウネリや変化)が聞こえます。
この大きさやピッチの広狭が緊迫度を示していますよ。)